2017-09

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

DIGITAL CONTENT EXPO 2008(と未来館)

10月25日(土)~26日(日) 、研究室のメディアアート研究仲間(?)とともに、デジタルアートフェスティバル東京(DAF Tokyo)DIGITAL CONTENT EXPOを目当てに東京お台場へ。


まず1日目はDAF Tokyo。

DAF Tokyo 2008

NHKの「デジタル・スタジアム」でベストセレクションに選ばれた作品が一堂に集結。
今年のデジスタは全部実家のHDレコーダーに溜まってて全く観てないので、ほとんどの作品が初見。


「風景バーテンダー」はJAIST(北陸先端大)宮田先生のとこの作品で、6月に学内で行われた学会でも紹介されていたのを間近に見ることができた。
風景バーテンダー
大学の研究として作っている作品といえども、見た目が本物のバーっぽくて配線とかも完璧に隠されているという作り込みがスゴい。
(ちなみに左端に写っている作者とは数日後の学会でも逢うこととなる。)

Gizmodoでも紹介されたようで。



ほか、一番インパクトが強かったのは「虫HOW?」という作品。
虫HOW?
ディスプレイに表示されている虫が腕に這い上がってきて、カサコソする感触が味わえる(決して味わいたくない!)というとても気持ちの悪いからくり。
実際試してみたところ、アリはまだしもゴキブリが腕でブルブルしてる感触が実に耐えがたくて、まさにバーチャルリアリティ。

昨年のIVRC(国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト)でも「風景バーテンダー」を抑えて総合優勝したそうな。


いろいろ面白い作品を見ることはできたけど、技術的な観点からすると大して驚くべきものは全く無かったように思う。

例に挙げるのは失敬ではあるけど、Cycling Colorful Composerという作品も、五線譜(orピアノロール)を用いた入力インターフェースという観点では目新しさを感じないし、作品ならではの偶然性は楽しめるかもしれないけれど、かつてより入力しやすいというものでもないと思われる。

(ただこの作品の場合は偏向板を利用して画像認識を容易にしている点では面白いと思う。それにやっぱりここまでの光の演出はなかなか真似できないしなー…。)

逆に言えば、賞を獲るためにはアプリケーションの発想と見栄えでほとんど決まるということなのかもしれない。
以前までの視聴者としての立場からすると楽しめるのだけど、目が肥えてきたというかそこそこ知識は溜まってきたので、研究者としての立場からするとなんだか物足りない気がしてしまう。

また、どこの大学・研究室でどんな研究(創作活動)をやってるのかも気になるところだけど、所属など一切触れられてないのも研究者としての立場からすると微妙なところ。
(デジスタ作品だと半数近くは美大の卒業制作だろけど。)


あと、ライブパフォーマンスも見たけど、見たやつは全般的にノイズ音楽に近いような作品ばっかりで個人的には肌に合わなかった(この点では同行の友人と同意)。10年後ぐらいには理解できるのかもしれないけど、少なくとも万人受けするエンターテインメントではないなという感想…。

あ、でもDaito Manabe氏による筋電センサーを使った音楽パフォーマンスはスゴいと思った。
まるで顔面麻痺してるみたい…っていうかホントに顔だけであんな正確にリズム刻めるの!?と、表情で音を鳴らしてるように勘違いされやすいそうですが、顔に電気を流して無理矢理表情を作ってるみたいです(…って最初に言ってた気がするけど聞き逃してました:汗)(作者ブログ記事参考)。(2008/11/22追記))


そんなこんなでDAFを存分に見て廻り(ただし映像作品は見てない)、ネットカフェにて夜を過ごす。




2日目はDIGITAL CONTENT EXPOの日本科学未来館会場。

なんかいろいろな催し物が満載(DAFもこれに含まれてるっぽいけど包含具合がよくわからん)。
光学迷彩や人工知能ゴーグルなどの研究紹介だったり(光学迷彩は生で見れなかったけど…)、やたらと立体視ディスプレイ(偏光メガネor裸眼)の展示があったり、静止画CGが壁にどどーんと沢山展示してあったり、全部堪能するには3日ぐらいかかりそうな盛り沢山具合。

Impress Watchにも記事載ってたー。


セミナーもあって、僕はうるまでるび(うるま氏)と五十嵐健夫先生のセミナーに参加。
「何でこの2人?」と思ったら、うるまでるびペイントに五十嵐先生のアニメ技法も組み込まれているのか…。
で、リリースはいつよ、って話ではある。


あとは、せっかく未来館に来たということで、中の展示も見ていく。

メディアアートのゾーンに展示されてた「見ることは信じること」って作品が、以前作ろうとしてた作品アイデアに近くてやや驚いた(コンセプトとか実装方法は思ってるのと違うけど)。
しかも八谷さんの作品だったのか)。
しかし“ヒツジ”を使わず(もちろん仕組みも知らず)真っ先に“empty entity”上の文字を読めてしまった僕は、「見えないモノ」を見ることができる人間だという理解でよろしいのでしょうかねー?:笑

最終的にはボランティアのおじさんから放射線の話を聞いてほとんどの時間を費やす(しかし非常に為になるお話でした)。
未来館は2回目だけど、まだまだ観足りない…。




2日間通して感じたことは、(作品を見に行く立場として)ただ見せつけられる作品よりも触ったりできるインタラクティブ作品のほうが面白いなー、と。
音楽・映像作品は鑑賞時間を調節し難いところが芸術表現上のデメリット。

いろいろ刺激にはなった。
スポンサーサイト

テーマ:アートイベント - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://butchi.blog42.fc2.com/tb.php/81-0a036a57
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | HOME |  »

プロフィール

ぶっち

Author:ぶっち
面白法人に勤める男。

趣味: 数学、コンピュータ、CG鑑賞・制作、アカペラ(ベース、パーカッション)
自分をモノにたとえると、"次世代OS搭載の旧世代PC"
http://butchi.jp/

Twitter

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ

最近のトラックバック

ブログ内検索

RSSフィード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。